🧩第2話:未経験でもエンジニア転職できた3つのステップ── 工場勤務から在宅エンジニアへ、わころの転職ストーリー

働き方・フリーランス

はじめに

前回の記事では、
「工場勤務で心と体を壊し、家族の支えで再スタートを決めた話」を書きました。

今回はそこから一歩踏み込んで、
どうやって未経験からエンジニア転職に成功したのか
僕自身の3ステップをお話しします。

これから転職を考えている人、
別の働き方に挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。

STEP 1:転職を決意するまで(環境を変える勇気)

最初の転職は「給料を上げたい」という理由でした。
結婚前で実家暮らしだったため、通勤距離の制約もあり、都市圏で自分に合う仕事を探すことにしました。

当時、利用したのがリクルートエージェントです。

登録すると担当のキャリアアドバイザーから、
「給料アップを望むなら、現キャリアを活かせる業界を軸に探すと効率的です」
という助言を受けました。

僕自身、他の業界にも少し憧れはありましたが、アドバイザーの助言を参考に、まずは工場系の仕事を中心に探すことにしました。

結果的に、1つ目の工場(手作業中心の加工工場)から、
2つ目の工場(NC機械を使った自動ラインの工場)に転職。

ここで、機械を制御するプログラムやライン制御の仕組みに触れたことが、
後のエンジニア転職への興味につながったと感じています。

履歴書の添削や面接練習もしてもらえたので、
「転職活動って、こんなに手厚くサポートしてもらえるんだ」と感じたのを覚えています。

結果的には待遇が改善され、自分のキャリアの幅も広がった経験となりました。
そして振り返ると、**「転職という選択を自分で考え、行動した経験」**が、後のエンジニア転職への大きな土台になったと思います。

STEP 2:友人の後押しからエンジニア転職へ

2回目の転職で目指したのは、
「もう一度やり直したい」「自分のペースで働ける仕事がしたい」という働き方の自由です。

未経験でプログラミングの知識はゼロでしたが、古くからのエンジニアの友達がこう言ってくれました。

「需要はあるんだから、あとはやる気次第じゃない?」

その一言が背中を押してくれ、友人を通じて一人社長のエンジニア案件でしばらく働かせてもらうことになりました。
この経験がなければ、エンジニアの世界に踏み出すことはできなかったと思います。

もちろん、友人の紹介のようなチャンスは誰にでもあるわけではありません。
未経験からエンジニア転職を目指す場合、転職サイトやエージェントを活用して求人を探すのが現実的で効率的です。

現実的な転職手段としての転職サイト

友人の紹介がなくても、自分で情報を集めて挑戦する方法はあります。
例えば、リクルートエージェントワークポートGreenなどの転職サイトは、未経験者向けのIT求人も多く、履歴書や面接対策もサポートしてくれます。

僕の経験を振り返ると、こうしたサービスを活用することが、友人の紹介と同じくらいの“背中を押してくれる環境”になります。

STEP 3:学習とポートフォリオ作成

エンジニア案件で働きながら、独学でプログラミングを学びました。

  • ドットインストール
  • Progate(プロゲート)
  • YouTubeの無料教材

学習期間は約半年。
土日は家族と過ごし、平日の夜に少しずつ学ぶスタイルでした。

学習中は、

1️⃣ 「動くもの」を作る(ToDoリスト、電卓アプリなど)
2️⃣ 眺めるだけじゃなく、とりあえず書いてみる
3️⃣ 間を空けずに毎日やる!

という3つを意識しました。

半年後には簡単なWebアプリやポートフォリオサイトを作成し、GitHubにアップロード。
その後、企業からスカウトが届くようになり、無事にサラリーマンとしてエンジニアに転職できました。

エンジニア転職で変わったこと

工場勤務の頃は、
「働く=我慢すること」だと思っていました。

でも、エンジニアとして働いてみて感じたのは、
**「働き方は選べる」**ということ。

在宅勤務も可能で、
スキルを磨けばフリーランスとして独立も視野に入ります。


まとめ:未経験でも挑戦は可能

僕がエンジニアを目指したのは30代半ばでした。
遅いスタートだと思っていましたが、
「やってみよう」と思えた時点で、すでに一歩前に進んでいたんだと思います。

これから転職を考えている人も、
まずは無料で情報を集めることから始めてみてください。
行動すれば、必ず道は開けます。

次回予告

次回は、実際に僕が作ったポートフォリオサイトと学習ロードマップを紹介します。
未経験からどの順番でスキルを身につけたのか、
より実践的な部分をお話しします。

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